シワの原因はストレス!?睡眠コントロールで脱ストレス!
2017.08.14
ストレスで活性酸素が発生してお肌のシワの原因に?
お肌のシワやたるみが急に増えたように感じたら、それは、ストレスのせいかもしれません。
ストレスを受けると、体内には活性酸素が発生し身体の健康な細胞まで酸化されてしまいます。それにより、シワやたるみなど、お肌のトラブルを引き起こしやすくなるのです。
ストレスの原因はいくつか考えられますが、睡眠不足もそのひとつになり得ます。
ストレスと眠りの関係とは?
十分な睡眠を取ることのできなかった翌日は体調や気分がすぐれないだけでなく、お肌がシワっぽいなどの老化を感じやすくなりますよね。
それは、睡眠中にお肌や身体の機能が修復できなかったことが原因だと考えられます。
睡眠不足は細胞の生まれ変わりを阻害
良質な睡眠を取ることで分泌される「成長ホルモン」。成長ホルモンの分泌によって、肌のターンオーバーが活性化されます。
つまり、良質な睡眠を得られないと、成長ホルモンが十分に分泌されず、肌のターンオーバーがうまくいかなくなってしまうのです。
良質な睡眠を得られないとストレスも感じやすくなり、これにより活性酸素が大量に発生して、シワやたるみを引き起こしてしまうことにもつながります。
眠り始め3時間、ゴールデンタイムがカギ
成長ホルモンは、眠り始めの3時間で多く分泌されます。この眠り始め3時間の眠りが最も深いと言われており、とくに22時から2時までのゴールデンタイムと言われる間に、眠りの3時間をあてるとよいとされています。
できるだけ、ゴールデンタイムに深い眠りを得ることができるように早めにベッドに入りましょう。
良質な睡眠を得る方法とは?
精神的なストレスにより、眠りにつけなくなる悪循環にも注意しましょう。眠る前の注意点は次の通りです。
眠る前は早めに明かりを消す
睡眠を安定させるには、メラトニンという脳内物質の分泌が必要です。強い光を浴びるとメラトニンが分泌されにくくなるので、夜寝る前には照明を暗くしたり、早めに落とすようにしましょう。
スマホやPCのブルーライトは思っている以上に光が強く、眠りにつくのを阻害すると言われています。そのため、眠る前にゲームやLINEに熱中しすぎないように注意しましょう。
副交感神経を優位な状態に
身体を修復している時やリラックスしている時に働く神経である副交感神経を優位な状態にするには、眠る前にぬるめのお風呂に浸かったり、ストレッチしたり、リラックス効果のある香り(ラベンダー、ゼラニウム、マンダリン、カモミールなど)をかいだりすることが効果的です。
眠りのサイクルを整える
継続する眠りでは、深い「ノンレム睡眠」と浅い「レム睡眠」が交互に繰り返されます。
この2種類の眠りを合わせた90分が1セットになり、90分の倍数で起床するとスッキリと目覚めることができます。
最低では4.5時間、次が6時間、そして7.5時間と続き、多くても9時間を目安に睡眠時間を取れるよう心がけるといいでしょう。
昼寝をする時の注意点
昼寝は15~30分が理想です。それ以上の睡眠では深い眠りであるノンレム睡眠のサイクルに入ってしまうので、かえって疲れがたまってしまいます。
昼寝に入る前にコーヒーを飲むなど、20分後には目覚めるような工夫をするとよいでしょう。
ぐっすりと眠ることは美肌対策の基本とも言われています。良質な眠りを十分に得ることで、シワやたるみのない美肌をキープしましょう!