アンチエイジングの基本中の基本！毎日続けるべきアンチエイジング対策とは？
2017.05.16

アンチエイジングは日々の積み重ねが大切

アンチエイジングの方法を聞かれて、まずどんなことを思い浮かべますか？

アンチエイジングとは、さまざまな老化の原因を抑制することで、老化の進行を遅らせたり、症状を改善したりすること。

例えば、医療機関で検査を受けて、結果に応じて早期治療や生活指導を受けるのも、医療におけるアンチエイジングの方法のひとつ。
美容クリニックで有効成分の注射や点滴を受けたり、エステで肌のケア受けるのも積極的な方法ですよね。

アンチエイジングにはさまざまな方法がありますが、普段からちょっとした工夫を積み重ねることも大切です。老化は、日々少しずつ進行していくもの。重度の症状を改善するには専門的な技術が必要なことも多いですが、小さな変化をその都度ケアしていけば、重症化を遅らせることが可能です！

普段の生活の中でも、スキンケア、食事、生活習慣など、アンチエイジングの方法はたくさんあります。できることから始めましょう！

外的刺激から肌を守るアンチエイジングの基本とは？

肌の老化を遅らせるために、まず大切なのが毎日のスキンケア。
保湿ケアで乾燥を防ぐこと、紫外線対策で光老化を防ぐことは、アンチエイジングの基本中の基本です！

乾燥を防ぐアンチエイジング
肌は乾燥するとハリを失います。ハリを失った肌は、シワができやすくなるのはもちろん、たるみやすくもなってしまいます。さらに、肌のターンオーバーが乱れてシミやくすみの原因にも！老け顔を防ぐためには乾燥対策が欠かせません。

毎日のケアでは、洗顔で汚れや余分な皮脂を洗い流した後、化粧水をたっぷり使って水分補給を。美容液は、美白成分や抗酸化成分など肌状態に合わせた配合成分のものを選びましょう。保湿にはセラミドやヒアルロン酸の入ったものがいいそう。

ベタつきやメイク崩れを気にして、油分をまったく使わないのはＮＧです。乳液やクリームを使い、与えた水分を肌にしっかり閉じ込めましょう。

年齢や乾燥によるカサつきやゴワつきが気になるときは、洗顔後の素肌に導入美容液を使うのもおすすめ。硬くなった肌表面の角質層を和らげ、後に使う化粧水や美容液が浸透しやすい状態に整えてくれます。

光老化を防ぐ紫外線対策
紫外線対策は、季節を問わず抜かりなく！冬でも、雨や曇りの日でも、窓の内側にいても、紫外線は肌に届きます。

紫外線にはＵＶＡとＵＶＢがあります。ＵＶＢは肌の表面に作用して肌を黒くしたりシミの元を作る作用があり、ＵＶＡは肌の深いところまで届いてコラーゲンを変性させたりしてシミやたるみを招いてしまいます。

普段は日焼け止めを基本に、ファンデーションやパウダーを重ねて紫外線から肌を守りましょう。

屋外で過ごすときは、日傘や帽子などを活用し、日焼け止めをこまめに塗り直すなど徹底した対策を。最近は日焼け止め効果を発揮するサプリも売られています。海や山など強烈な紫外線にさらされるときは、内側からのケアも取り入れてみては。

身体の中から行うアンチエイジングの基本とは？

老化にはさまざまな要素が関わっていますが、「糖化」や「酸化」は、老化の進行に直結する大きな要因と考えられています。

アンチエイジングには糖化対策を
糖化とは、体内のたんぱく質に余分な糖が結びつき、老化物質を作り出すこと。シミ、シワ、たるみやくすみなどの他、動脈硬化や認知症との関連も指摘されているそう！

糖化を防ぐには、食事での対策が有効です。甘いものや炭水化物を食べ過ぎないことがもちろん大切ですが、食べ方にも気をつけましょう。

急激に血糖値を上げると老化物質が溜まりやすくなるので、早食いせず、ゆっくりよく噛んで食べましょう。

また、空腹状態から急に糖質を摂取すると血糖値が急上昇してしまいます。
食べる順番は、サラダや海藻類など食物繊維を多く含むものや、オクラなどネバネバした成分を含むものを食べてから、ご飯などの炭水化物を食べるようにしましょう。糖の吸収を抑える効果が期待できます。

アンチエイジングには酸化対策も
酸化とは、体内で増えすぎた活性酸素により、細胞がサビつくこと。強いストレス、紫外線、喫煙、食品添加物などの影響を受けると、体内に活性酸素が発生しやすくなります。

生活習慣を見直して、これらの要因をできる限り避けることができれば1番ですが、ビタミンＡ・Ｃ・Ｅを始めとした抗酸化力の高い栄養素を摂るなどの対策も必要です。

アンチエイジングのためには、スキンケアに加えて、ストレスを溜めすぎず、栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠をとるといった健康的な生活が欠かせないのですね。