できてしまったシワを取りたい!シワを薄くする方法はあるの?
2017.04.04
できてしまったシワは消せるの?
シワ、シミ、くすみなど、避けては通れない肌の老化は誰しも気になるところですね。特にシワがあると、シワがない人と比べてより老け顔に見えてしまうと言ってもいいでしょう。
シワは種類や原因もさまざまで、それぞれに対処の仕方も異なります。
浅いシワは、普段のケアやシワを作る原因になる癖を治すだけで目立たなくなります。しかし、深いシワになると自身のアンチエイジングケアだけでシワを薄くするのは困難になります。
すでにできてしまったシワは、できるだけ早く対処しましょう。まだシワができていない場合は、早めのシワ対策をおすすめします。
自身でできるシワ対策
まずはこれ以上シワを増やさないよう、日頃のケアが大切です。自身でできるシワ対策を紹介しますので、ぜひ始めてみてくださいね!
目元のシワ
小ジワといわれる浅いシワは、皮脂腺が少なく乾燥しやすい目の下にでき始めることが多いです。乾燥対策に化粧水や乳液だけでなく、アンチエイジング用のアイクリームなどでしっかり保湿をしましょう。小ジワなどの浅いシワは、保湿によって改善することも多くありますよ。
表情ジワ
眉間のシワやおでこにできる深いシワは表情ジワと呼ばれています。
表情ジワについては、シワを寄せる癖を直すことがシワを深くしないポイントです。同じ表情を繰り返し、皮膚の同じ場所が繰り返し伸縮することで、皮膚真皮の変性が強くなり、元の皮膚状態に戻りづらくなって深いシワへと変化してきます。
驚いたときにおでこにシワを寄せたり、顔をしかめて眉間にシワを寄せる癖のある人は注意しましょう。どんどんシワが深くなってしまいます。
また、ストレスがたまっていると、知らず知らずのうちに眉間にシワを寄せてしまうことが。アンチエイジングには、入浴などでリラックスすることも大切です。
シワには紫外線対策が必須
シワ対策やアンチエイジング全般で非常に重要なのが、紫外線予防です。
紫外線による肌の老化は「光老化」と呼ばれています。紫外線の中でもUVA波は、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を作る成分を変性させます。このダメージが長く続くことで肌にシワができやすくなります。
またUVB波は皮膚の表面に影響するため、乾燥を促しシワの原因となります。紫外線対策は天気や季節にとらわれず一年を通して気を付けるといいでしょう。
できてしまったシワを改善するには?
肌の代謝を高めてシワを改善
シワは、皮膚のハリを作るコラーゲンやエラスチンなどの量の低下が大きな要因です。
シワのさらなる進行を予防するためには、コラーゲンなどの弾性線維の量を増やして肌の弾力を出す成分の入った基礎化粧品を使用したり、エステや美容皮膚科で行っているピーリングやイオン導入などの施術で肌の代謝を高めてあげることが可能です。
アンチエイジングの美容成分としてはビタミンC誘導体やビタミンAの一種であるレチノール、レチノールより強めのトレチノインが効果的です。
ただし、長年の生活が影響してシワができているので、アンチエイジングケアを始めても数カ月ですぐにシワが消えたりするわけではありません。今後のシワの進行予防としても、地道なケアを続けることが大切です。
「若返りホルモン」を出してシワを改善
日々の生活の中でできるシワ対策として、「若返りホルモン」とも呼ばれる成長ホルモンを出すというアンチエイジング方法があります。
成長ホルモンとは、成長期の頃に背を伸ばしたり身体を大きくする働きのあるホルモンですが、これには肌や身体、髪を若々しく保つ効果もあると言われ注目されています。
成長ホルモンを出すためには、以下のようなことを心がけましょう。
よく寝る
成長ホルモンは寝ている間に分泌されるとされています。7時間以上の睡眠を確保するようにしましょう。
運動をする
運動などによって筋肉がダメージを受けると、それを修復するために成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンを出すためには、スクワットなどの筋トレが適しているそうです。
お腹を空かせる
お腹が空くと成長ホルモンが分泌されると言われています。食べすぎを控え、腹八分目を心がけましょう。
まずは日頃の生活に注意して、シワを予防することが大切です。紫外線と乾燥を防ぎ、食生活などの生活習慣を整えましょう。