毛穴が目立つ!老け顔に見えないための毛穴改善方法とは
2017.02.02
老け顔を作るたるみ毛穴
老若男女問わず肌の悩みの中でよく聞くのが、毛穴の話です。毛穴の悩みといっても1つではなく、年齢とともに毛穴の悩みは変化します。
毛穴には皮脂腺がついていて、特に顔の皮脂腺は、身体の他の部分の皮脂腺に比べて発達しています。若い頃は活発な皮脂分泌によって角栓ができることによる、鼻などの毛穴が開き目立つことに悩んでいる方が多いようです。
そして加齢に伴い気になり始めるのが、肌の弾力が失われることで目立ってくる老け顔の原因の1つ、頬のたるみ毛穴です。
たるみ毛穴の原因
毛穴の大きさや数は遺伝的な要因があり、毛穴を小さくしたり数を減らしたりして老け顔を予防するというのは、実は化粧品では難しいです。
しかしたるみ毛穴については、ケアで予防・改善することができるので、原因を知って老け顔の要因となるたるみ毛穴をなくしましょう。
たるみ毛穴ができる仕組み
たるみ毛穴の原因は、皮膚のたるみと乾燥です。コラーゲンやエラスチンといった皮膚の弾力を作る成分が老化に伴って弱まり、皮膚のたるみとともに毛穴が長細く下に引っ張られてたるみ毛穴が作られます。
その上、年とともに肌が乾燥しやすくなるため、皮膚の弾力はさらに失われ、毛穴はより目立ちやすくなります。
たるみ毛穴の予防と改善方法
ふっくらしたハリのある肌は、若々しい印象を与えます。そのために一番大切なのは保湿です。できていると思っても意外にできていないものですが、でも毎日のケアで結果が出やすいケアの一つです。
老け顔を防ぐ保湿成分
保湿のためには水分を与えるだけでなく、水分を維持してくれる保湿成分(セラミド、スフィンゴ脂質、ステアリン酸コレステロール、ヒアルロン酸、エラスチン、コラーゲン、ヘパリン類似物質、天然保湿因子NMFなど)の入った基礎化粧品を選ぶといいでしょう。
老け顔対策の保湿方法
保湿の際は、洗顔後の肌がしっとりしている時に、すぐに基礎化粧品を使うようにするのが重要です。
化粧水→美容液→乳液→クリーム
の順番で、手のひらで包むように一つ一つ丁寧になじませましょう。(乳液を先に使うタイプのものもあるので、使う順番は製品によります。)
老け顔を作る生活習慣にも注意
老け顔に見える原因となる毛穴の対策には、生活習慣の見直しも大切です。不規則な生活やダイエットは皮膚の代謝を悪くして毛穴のたるみを加速させます。
紫外線は肌のハリ、弾力を低下させるため、日焼けはご法度です。年中通して、天候に関わらず紫外線対策を行いましょう。
熱の力で若返り!?
ヒートショックプロテイン(HSP)を利用して美肌を目指すのもいいでしょう。
HSPとは傷ついた細胞を治すタンパク質のことで、緊張、紫外線、運動、低酸素や加圧などのストレスで増加します。HSPは、コラーゲンの生成を助けたり、紫外線ダメージを抑えたりといった美肌効果があります。
HSPは身体に熱が加わることによっても増加すると考えられています。この性質を利用して、HSPを増やすために手軽で安全にできる方法は、入浴です。
HSP入浴法
40~42℃の熱めのお湯で、10~20分浴槽につかります。
湯上がり後はバスタオルなどで体をつつみ、10~15分保温したまま安静にします。体温をしばらく高いまま保つことによって身体の中でHSPが増えるためです。この時湯冷めしてしまわないように、部屋の温度を適正に保ちましょう。
頻度は週に2回くらいがおすすめです。
若返りたいなら禁煙も
また、タバコは加齢に伴う毛穴の開大に関与しているとの報告があります。喫煙習慣のある方は、たるみ毛穴改善のために禁煙をして、老け顔の元を撃退しましょう。
目立つ毛穴の改善はたるみの改善が必要です。たるみ対策を徹底することで、毛穴の目立ちにくい肌を目指しましょう。