タバコって老け顔の原因になるの?
2017.02.02 更新:17.12.20
タバコは肌に悪いの?
タバコが体に悪いことを知らない人はいないでしょう。しかし、タバコが具体的にどんな病気と関連しているのか、しっかりと理解されていないのではないでしょうか。
タバコにはどんな害がある?
喫煙は肺癌をはじめ喉頭癌、胃癌、膀胱癌、子宮頚癌など様々な癌のリスクファクターです。また、動脈硬化をもたらし、心臓病や脳卒中を起こしやすくします。他にも慢性肺疾患、糖尿病、不妊症など様々な病気の原因となっています。
タバコは老け顔の原因にも!
見過ごされがちなのが、タバコによる肌へのダメージです。
喫煙は、ニキビや肌荒れなどのトラブルを起こしやすくし、皮膚を老化させるため、くすみ、シワなどの原因になり得ます。
タバコは確実に美容に悪影響を与え、確実に老け顔の原因の1つとなっています。
タバコが肌に悪い理由
タバコには多くの化学物質や発がん性物質が含まれていると考えられています。
なぜ喫煙で老け顔が進行するの?
喫煙により有害物質が体に入ると活性酸素が発生します。活性酸素はコラーゲンを減少させて老け顔の原因となるシワを作ります。またシミの元となるメラニンの産生を促し、毛穴の開大にも関与して肌年齢を加速させます。
そしてニコチンは毛細血管を収縮させる作用があるため、血液循環を悪化させて皮膚の新陳代謝に悪影響を及ぼし、皮膚の老化を早めてしまうのです。
歯への影響も老け顔の原因に
見落としてはいけないのが、喫煙による歯への影響です。タバコに含まれるタールによって歯や歯茎は黄色く着色され、歯周病のリスクが上がります。歯肉がやせてみえ、さらに老け顔を作ります。
老け顔予防のためには禁煙を!
喫煙でビタミンCが失われる
アンチエイジング(若返り)には欠かせない抗酸化作用のあるビタミンCですが…喫煙していると体の活性酸素を除去するために、ビタミンCを多く消費します。
タバコ1本に対してレモン1個分のビタミンCが必要と言われるくらいです。喫煙者はビタミンCを多めに摂るよう心がけましょう。
禁煙で老け顔を予防
しかし、アンチエイジングを考えるなら禁煙が一番の近道です。
とは言っても、自身の意志だけで禁煙するのはなかなか難しいもの。禁煙のために薬を使うのも、1つの方法です。
市販ではニコチンパッチやニコチンガムが売られています。健康保険では、一定の要件を満たせば適応になる飲み薬があります。興味があれば禁煙治療をしている病院で気軽に相談してみてください。
最近は電子タバコというものも売られています。火を着けて煙を出す代わりに、液体を熱して水蒸気を出すもので、日本で売られているものにはニコチンが含まれていません。電子タバコを禁煙への第一歩として使う方もいるようです。
受動喫煙でも老け顔に?
タバコを吸わない人も、周りにタバコを吸う方がいる場合には「受動喫煙(他人のタバコの煙を吸い込んでしまうこと)」に気をつけましょう。
タバコから出る煙は、喫煙している人が吸う煙より有害な物質の濃度が高くなります。自分は吸わないから大丈夫と思っていると、喫煙している以上に肌に悪影響が出て、老け顔に近づいてしまうこともあるので注意が必要です。
肌トラブルの原因は様々ですが、肌表面だけをケアしてもなかなか改善しない頑固なお悩みには「血行改善」がおすすめです。
「血行」と聞くと、肩こりの改善?…と思うかもしれませんが、身体の血流をスムーズにするということは、女性の健康と美容にとても大きな影響を与えているんです。
血管を流れる血液は、酸素や栄養素を運んで各細胞に届けたり、不要になった老廃物を回収しています。この流れが滞ると、肌荒れやくすみ、シミ、しわなどの原因になる場合があります。
さらに、血行は肌だけではなく、ダイエットにも深い関係が!
血流の流れが悪くなることで、身体が冷えやすくなったり、基礎代謝量が低下してしまうことも。基礎代謝とは、身体を動かしたりせず、何もしなくても使用するエネルギーのこと。つまり、基礎代謝量が高ければ高いほど、やせやすい体質になれるのです。
若々しい肌づくりのためには、若々しいボディづくりが重要!そのためには、半身浴やウォーキングなどを取り入れ血行を促進したり、食事内容の改善をすることをおすすめします。
エステでも美肌づくりのためにボディコースを始める方もいるほど、身体と肌の関係は深いのです。特に肌荒れと同時に冷えや肩こり、疲れなどが改善しない人は一度エステのボディコースを体験してみてもいいかもしれません。
血巡りを整えながら、合計-8cmやせを体験しよう!