40歳から始める、肌の若返り習慣とは
2016.08.05
あの頃のように若返りたい!
「美肌」という言葉を世間でよく耳にします。美しい肌とは、水分と油分のバランスのとれた、みずみずしく色ムラのない肌と言えるでしょう。
しかし実際にはシミ、シワ、たるみ、くすみ、毛穴の開き…など、年々肌の悩みは増えてしまうもの。肌の老化はどうしても避けては通れません。
肌への刺激を減らして、正しいお手入れをしてあげることで、少しでも老化を遅らせて若々しい肌を目指したいですね!
洗顔、クレンジング、基礎化粧品、UVケアの仕方など若返りのための基礎を身につけて、美肌を目指しましょう。
若返りのための基本の洗顔方法と基礎化粧品の使い方
若返りのための正しい洗顔方法とは?
まず基本となるクレンジング・洗顔です。
クレンジング・洗顔料を肌の比較的強い、
Tゾーン→頬→肌の弱い口周り・目まわり
の順に肌になじませ、ぬるま湯でよくすすぎましょう。
<若返りための洗顔ポイント>
・洗顔・クレンジング料の使用量が多すぎたり少なすぎたりしていないか
・顔を必要以上にこすりすぎていないか
・時間をかけすぎていないか(できれば1分以内に収めるのが理想)
以上のことに注意しましょう。
朝は自分の肌の状態を見つつ、皮脂の多いときは洗顔料をその部分だけ使用して、あとはぬるま湯だけでの洗顔でもいいでしょう。
若返りたい人のスキンケアのポイントとは?
基礎化粧品はたっぷり量を使い、一つ一つ丁寧に手で押さえるように肌になじませましょう。
<若返りためのスキンケアポイント>
・化粧水や乳液を十分な量を使えているか
・コットンを使用するときにこすりつけていないか
以上のことに気を付けるようにしましょう。摩擦は肝斑などのシミを濃くすることがあるので要注意!
40代以上はアンチエイジング効果のある(肌のハリや弾力を与えてくれる)美容液やクリームなどを、基礎化粧品のどこかに1つは組み込むといいでしょう。
便利なオールインワン、若返りたい世代は要注意!
最近はオールインワン製品も多く出回っています。オールインワン製品は便利ではありますが、微調整がきかないというデメリットがあります。
肌は日により調子が変わります。乾燥しているところはクリームを追加で塗り足したり、逆にベタっと皮脂の多さを感じるところは乳液やクリームを少なめにしたりと足し引きが必要です。オールインワンだとそれができないのが難点ですので、若返りのためにはあまりおすすめできません。
若返りたいなら紫外線対策とインナーケアも欠かさずに
若返りや美肌の一番の大敵は紫外線です。紫外線は皮膚のメラニンを増やしてシミの原因となったり、皮膚の真皮まで達して、コラーゲンなどを破壊し、シワ、たるみを引き起こしたりします。
日焼け止めとメイクで肌を守る
紫外線は5月~8月にかけてピークとなりますが、それ以外の月でもピーク時の1/2以上の量があります。若返りのためにも日焼け止めや帽子、日傘の使用は欠かさず、紫外線から肌を守りましょう。
またメイクは肌に悪いと思い込んでおられる方がいます。しかし、メイクをすることで紫外線予防になりますし、排気ガスや花粉など、肌に刺激となる物質から守ってくれてもいます。老け顔予防と若返りのためにもメイクをする方がおすすめです。
内側からも若返りを
若返りや美肌のためにはインナーケアにも気を配りたいものです。
最も注意したいのが食事です。糖分の高いものや脂っこいものの摂りすぎは、皮脂の分泌を促しますので注意しましょう。
β-カロテン(ビタミンA)ビタミンC・E、ポリフェノールには抗酸化作用があり、ビタミンBは皮脂の分泌をコントロールしてくれるので美肌を保つのに有効です。
若返りたい人は何を食べたらいいの?
β-カロテンはにんじんやトマト、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれています。
ビタミンCはパプリカや柑橘類、ビタミンEは卵や魚卵、ビタミンB群は肉類、特にレバーに多く含まれているので、若返りのためにも毎日意識して食事に取り入れましょう。
余裕があれば定期的にスペシャルケアとして専門機関での施術を行うのもおすすめです。