シミ対策におすすめの食材とは?食べる老け顔予防!
2016.08.03
老け顔の元になるシミは肝機能の低下が原因のひとつ
「色の白いは七難隠す」といいますが、まだ電気が通っておらず、日本髪を結っていた時代、夜の薄明かりの中も白く美しく輝く女性の肌は、とても尊く雅やかに映っていたといわれています。
現代では肌表面をカバーしながらも素肌感を出すファンデーションや下地もたくさんありますが、やはり老け顔を改善して美肌を目指すためには美白やシミ対策など、スキンケアが一番重要です。
シミは紫外線を防ぐために発生したメラニン色素が、本来ターンオーバーによってはがれ出るところ、表皮にとどまって沈着したいわば「頑張った証」です。
中医学でいうと、肝という機能がターンオーバーと深くかかわっているとされ、肝の機能を正常にしたり高めることが老け顔の元になるシミ予防のポイントになります。
生理前のイライラは老け顔の原因に!
紫外線防止と、正常なターンオーバーがカギ
シミ予防で大事なことは、紫外線から肌を守ること。そしてうっかり紫外線を浴びてしまったらターンオーバー、つまり新陳代謝を高めることです。
紫外線対策はUVケア商品などを使用することが挙げられますが、ターンオーバーを正常にして老け顔を改善するためには、日々の生活の中でできることが多くあります。
ストレスでターンオーバーが乱れて老け顔に?
肝という機能はストレスを真っ先に受け止める臓器でもあるので、オーバーワークや睡眠不足でストレスフルな生活を送っていると肝の働きが悪くなり、老廃物がたまりやすくなったり、シミの原因をつくったりして老け顔の元になってしまうと考えられています。
とくに生理前は黄体ホルモンの分泌が増え、メラニンの働きも活発になります。この時期にイライラすることが重なるとシミの原因を増やすことになるので、生理前は穏やかで規則正しい生活を心がけることが老け顔改善のためのポイントとなります。
香りのよい食材やハーブティーも効果的
香りのよい食材で肝を整えて老け顔にさよなら!
肝機能を整える食材には、レバー、トマト、セロリ、セリ、ピーマン、菊花、フェンネルなどがあります。レバーは肝を補いその働きを活性化するものですが、そのほかの食材は香りがよいものが多いのが特長です。
気血のめぐりをスムーズに
また、肝という機能は気血のめぐりにも関連しているので、それらの流れをスムーズにする鮭、イワシ、黒豆、玉ネギ、ニラ、菜の花、パセリ、クレソン、サンザシ、桃などもおすすめです。
ハーブティーでリラックス
ローズマリーやレモングラス、ジャスミンなどのハーブティーも滞った気の流れをスムーズにする働きがあります。ほっと一息つきたいときや食後などに試してみて、美味しく老け顔改善を目指してみてはいかがでしょうか。