紫外線がつくる老け顔とは？シミ・シワ・くすみがあなたの顔を老けさせる！
2016.04.20

老け顔を招く最大の原因は紫外線！？

春から徐々に増えてくる紫外線。この紫外線が、老け顔の進行も加速させるってご存知ですか？

顏の肌に目立つシミやシワなどがあると、老け顔感がぐんとアップしてしまいますよね。これらの老化症状は、年齢によるものだと思われがちですが、実は加齢による自然老化は原因のたった20％。残りの約80％は、紫外線による「光老化」だと言われています。

シミ、シワ、くすみ…紫外線は、これら老け顔要因すべてを進行させてしまうコワ～イ存在なんです！

では、なぜ紫外線を浴びるとシミやくすみなどの老け顔要因ができてしまうのでしょうか？

紫外線を浴びると、肌深くの真皮層にあるメラノサイトがメラニン色素を作り始めます。これは、紫外線を吸収しやすいメラニン色素がフィルターのような役割を果たし、肌細胞が傷つけられるのを防いでくれるため。私たちの肌にはもともと紫外線に対する防御機能が備わっているんですね。

紫外線を浴びる量が少なくなると、メラニン色素はターンオーバーによって角質細胞と一緒に徐々にはがれ落ち、肌の色も元に戻ります。しかし、大量の紫外線を長い間浴び続けると、肌細胞に傷がつき、メラニン色素を作り続けたり、メラニン色素の排出が上手くいかなくなってしまいます。

こうして肌に蓄積したメラニン色素が、シミやくすみの一因となり、老け顔を作り出しているんです！

紫外線は、シミやくすみ以外に、もう一つの老け顔要因であるシワを引き起こす原因にもなります。

肌深くの真皮層では、コラーゲンやエラスチンが生成されて肌のハリを保っています。ところが、紫外線の中でも波長の長いＵＶＡ（紫外線Ａ波）は、真皮層にまで侵入し、このコラーゲンやエラスチンを壊して老け顔を招いてしまいます。

またＵＶＡは、コラーゲンやエラスチンを生成している線維芽細胞にもダメージを与え、その機能を低下させてしまいます。さらには、ＵＶＡにより発生する活性酸素も、コラーゲンやエラスチンを酸化させる原因に！老け顔の強敵ＵＶＡは何としてでも防ぎたいですね。

こうして、肌を内側から支える力が弱くなると、肌のハリや弾力が失われて、シワやたるみ、ひいては老け顔につながってしまうんです。

悩みのタネである老け顔要因を増やさないために、紫外線対策は万全にしたいですね！

老け顔を作るトリプルパンチのシミ・シワ・くすみ！老け顔にとって紫外線は、百害あって一利なしよ！

執筆：美容ライター　柏木亜衣

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