「老け顔」の印、ほうれい線はなぜできるの?
2015.12.15
鼻のすぐ横にくっきり!ほうれい線は老け顔の象徴
■「おばさん」の象徴、ほうれい線
「おばさんの絵を描いてみて」ってもし言われたら、あなたならどんな絵を描きますか?
目・鼻・口を書いたら…最後に鼻から口元にかけて2本の線を入れて完成!…そう「おばさん=老け顔=ほうれい線」というのが、共通イメージとなっていますよね。鼻の横から口元にかけて深く刻まれる"ほうれい線"。20代のころはなかったはずなのに、どうして年を重ねるとほうれい線があらわれて老け顔に見えてしまうのでしょうか。
一つではなかった!ほうれい線ができる原因
■表情筋
ほうれい線ができる原因は複数考えられますが、真っ先にあげられるのが、表情筋の衰え。表情筋は皮膚に直接ついているのですが、この筋肉はいつも動かしていないと当然ながら衰えていきます。筋肉が衰えると皮膚はたるんでしまい、ほうれい線となって老け顔に見えてしまうのです。
■脂肪
皮下脂肪が増えてしまうと、衰えた筋肉が脂肪を支えきれなくなり、たるみやすくなってしまいます。その結果頬がだらんと下がってしまうと、ほうれい線が目立って老け顔の印象になってしまうのです。
■乾燥
乾燥によってもほうれい線は目立ってしまいます。肌が乾燥すると、肌内部の真皮にまで影響を与えて、シワの原因になります。そのシワが将来ほうれい線を目立たせ、老け顔への道へとつながってしまうのです。
老け顔改善!日々のエクササイズとスキンケア
では、どうしたら老け顔の象徴であるほうれい線を防げるのでしょうか?改善方法をいくつか紹介します。
■老け顔改善ポイント(1)表情筋
表情筋を鍛えるには、意識して頬の周りの筋肉を動かしましょう。モデルさんたちがよく行っている”あいうえお体操”(口を大きくあけて、あ・い・う・え・おという)は、頬の周りの筋肉を動かすことができるので、簡単ですが効果的に老け顔を改善できます。
■老け顔改善ポイント(2)皮下脂肪
皮下脂肪が増えてしまったなら、まずはダイエット。顔のお肉がすっきりすると、それだけで引き締まって見えるので老け顔の印象が改善します。また、皮下脂肪が増えるとむくみやすくなっているので、リンパを流すマッサージをしてみたり、お風呂にゆっくり浸かって血行を促進することも、たるみに効果的です。
■老け顔改善ポイント(3)シワ
シワによるほうれい線は、うるおいをたっぷり与えて肌を乾燥させないように心がけましょう。水分だけではなく、水分の上からクリームで油分を与えてふたをして、水分を逃がさないことも保湿には必要不可欠です。
表情筋、皮下脂肪、シワ、それぞれの方向から対策をして、老け顔の象徴ほうれい線を撃退してしまいましょう!