太ももがやせない人の2つの習慣とは?
2018.11.06
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どうして、太ももは細くなってくれないの…?
「自己流ダイエットに励んで体重を落としても、全身を鏡に映してみたら、太もものサイズがあまり変わっていなかった…」という、よくあるボディのお悩み。
太ももは、頑張ってもなかなか細くなってくれないボディパーツのひとつです。「遺伝だからしょうがないのかも…」「そういう体質なのかも…」とあきらめてしまっている人も少なくありませんが、実は太ももがやせないのには、ちゃんと原因があるのです!その原因とは、気づかないうちにクセになってしまっている2つの習慣。もしかすると、心当たりがあるかも?
太ももを太くしてしまう習慣とは?
女性にとって、特にお肉のつき具合が気になる部分は、太ももはもちろん、お腹やお尻などの下半身が中心ではないでしょうか?これは、女性がホルモンの影響で皮下脂肪のつきやすい身体をしていること、そして皮下脂肪は特に子宮がある下半身につきやすいことと関係があります。つまり、太ももはもともと皮下脂肪を蓄えやすく、太くなりやすいボディパーツなんですね。
でも、こうした女性特有の理由とは別に皮下脂肪がついてしまう原因は、ズバリ「カロリーオーバー」。身体がエネルギーとして消費するより多くカロリーを摂取すると、余った分は皮下脂肪に変わってしまうのです。
特に、白いご飯やスイーツなど糖質が多い食べ物や、揚げ物やスナック菓子など脂質が多い食べ物は、摂りすぎると皮下脂肪を蓄えてしまう原因に。さらに、摂取したカロリーを運動でしっかり使いきれていないと、皮下脂肪はどんどんたまっていってしまいます。
さらに、次のようなポイントに心当たりがある方は、余計に太ももが太くなってしまうかも!?
・猫背だったりして姿勢が悪い
・脚を組むクセがある
・O脚やX脚など
・冷えやむくみが気になる
姿勢が悪かったり、脚を組むといったクセがあると、偏って筋肉がついたり、血液やリンパ液が流れにくくなってしまうため、太ももが太くなってしまうのです。
また、血行不良が原因で起こる冷えは、セルライトを作り出すともいわれているのです!太ももがさらに太くなってしまう原因になる可能性もあるので、心当たりのある場合は下記のような対策をオススメします。
今日からスタート!太ももをスッキリさせる対策とは?
太ももをスッキリ細くするには、ついてしまった皮下脂肪を消費すること、そして皮下脂肪をつけない努力が大切です。
皮下脂肪を落とすには?
運動したとき、エネルギーとして先に使われるのは内臓脂肪で、皮下脂肪はそのあと。つまり、皮下脂肪を落とすには時間がかかるので、長期的にコツコツ取り組む心構えが必要といえます。
まずは、定期的な運動の習慣をつけましょう。極端に激しいトレーニングより、軽めのウォーキングなど、なるべく続けやすい運動のほうがおすすめです。さらに、筋トレで筋肉量を増やすと効果的。筋肉量が増えると基礎代謝量がアップして、エネルギーを消費しやすい身体になるだけでなく、見た目にもプヨプヨ感がなくなり、キュッと引き締まって一石二鳥!
余分な皮下脂肪をつけないためには?
一度つくとなかなか落ちない皮下脂肪は、普段からつけない努力を心がけることも大切です。
そのためには、毎日の食事内容を見直しましょう。「食後のデザートを控える」「揚げずに蒸す・ゆでる」など、低糖質・低脂肪の食事へと切り替えて。一時的に極端な食事制限をするのではなく、食習慣を根本から改善するつもりで取り組んでくださいね。また、食事だけでなく普段の姿勢にも気をつけましょう。正しい姿勢を保つこと体幹が鍛えられ、脂肪がつきにくくなりますよ。また、血行不良にならないように座りっぱなしを避けたり、足のマッサージをするのも効果的です。
皮下脂肪は「じっくりついて、ゆっくり使われる」もの。もしサイズダウンのスピードが遅く感じられても、こうした食事や運動による対策を、あせらず気長に続けていくことが大切です。プラス、入浴をシャワーだけで済ますのではなく、湯船につかったり、お風呂あがりなどにリンパを流すようにマッサージするなど、余分な水分や老廃物を排出することも、スリムな太もも作りに役立ちますよ。