痩身エステのマシンにはどんな種類があるの?
2018.08.03
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実は知らないことばかり?痩身エステのマシンあれこれ
痩身エステといえば、ハンドマッサージのほかにさまざまなマシンを使っているイメージがありますよね。でも、店舗によって使っているマシンは違うのか、そもそもどんな効果があるのか、実はまったくわからない…という人は多いのでは?
そこで今回、「大人の美活」編集部では、痩身エステで使われているマシンについて、エルセーヌのエステティシャン・仲地さんにお話を伺ってみました。
エルセーヌで使われているのは、こんなマシン!
仲地さん、痩身エステで使われるマシンにはどんなものがあるんでしょうか?
「マシンとひとことで言っても、種類はさまざま。小型のものから大型のものまでいろいろありますが、エルセーヌの例を挙げると、たとえばこんなものがありますよ」
・遠赤外線ドーム(ドーム型サウナのようなもの)
・ボーン(電気的な刺激で筋肉を動かす、EMS)
・骨盤マシン(骨盤を調整する)
・レッドライン(筋膜をリリースする)
・イオンパック(電位・温熱器)
う~ん、名前も効果もなんだかすごそう…!さっそく体験してみたくなりますね。
「エルセーヌで使われているマシンのほとんどは、エルセーヌの創始者で会長のMr.エルが開発したものなんです。そのほかのエステサロンでは、エステ機器の会社からマシンを仕入れている場合が多いですね」
痩身エステで使われている、代表的なマシンとは?
では、一般的な痩身エステで使われているマシンというと、たとえばどんなものがあるんでしょうか?
「よく聞かれるのは、次のようなものですね。
EMS
筋肉に電気的な刺激を与えて収縮させることで、運動と似たような効果が得られるマシンで、エルセーヌでも取り入れているものです。やせるためには運動をしていただくのが大切ですが、自分で運動すると動かしたい筋肉をしっかり動かすことができなかったり、無理をして膝などを痛めてしまうこともありますよね。そういう場合でも、EMSなら効率よく筋肉を動かせるというメリットがあるんです。
超音波/高周波美容器
体に細かな振動を与えるマシンは、周波数によってさまざまな目的に使われています。たとえば、高周波を使った「キャビテーション」はご存じの方も多いのでは?脂肪細胞を細かく揺らして、熱を発生させたり、絡み合った脂肪細胞をほぐしたりといった目的で使われているようですが、「脂肪細胞を破壊する」「溶かす」といった表現はちょっと言い過ぎかも。キャビテーションだけでやせられると思わず、ダイエットの補助として考えるのがおすすめですね」
ちなみに、マシンに使われる周波数と特徴についても教えていただきました。
「低周波」「中周波」と呼ばれる1~2,000Hzは、「浅いけれど強い力」。EMSに使われている周波数で、皮膚の数cm下まで届いて、筋肉をピクピクと動かしてくれます。
「高周波」「超音波」「ラジオ波」と呼ばれる10,000Hz以上は、「弱いけれど奥まで届く力」。強い刺激はないかわり、じんわりと温かくなるのを感じるそう。
「これら以外では、吸引系マシンもよく登場しますね。「エンダモロジー」という、ローラーで脂肪をはさんでつぶすようなマッサージをするマシンもこれにあたります。ハンドトリートメントを、エステティシャンのかわりにマシンが行ってくれるという感じで、誰が施術しても一定レベルのトリートメントを行えるというメリットがあります。
ただ、エステティシャンとしては、お客様の肌にじかに触れることで脂肪の状態を見極めるのも重要な仕事。そういう点では、ハンドトリートメントにもメリットがあるといえますね」
さて、痩身エステで使われるさまざまなマシンについてのお話、いかがでしたか?どれもすぐれた美容効果のあるマシンばかりですが、マシンの役割はあくまで「サポート」。マシンさえあれば何もしなくともOK、というわけではないので要注意!食事や運動、マッサージ、半身浴など総合的にケアすることが重要です。